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ウナギ釣り師は言います
ウナギ釣りは蒸し暑い夜がいいんだよ
ウナギ釣りは夏の涼しいときがいいんだよ
ウナギ釣りは新月満潮の下げ潮がいいんだよ
ウナギ釣りは雨が上がった夜がいいんだよ
ウナギ釣り師それぞれのアタリ日というものがあるんです
だがしか~~し!!!
間違いではありませんが、やはり、これまでの記事で書いてきたように、季節、潮、月齢、気温、水温はかなり重要なデータであり、これが一つでも欠ければ釣果は下がります
釣れてもラッキー程度でしょう
そして、ウナギ釣りに行く前準備として知っておかなければならないことの最重要とも言える今回のお題は【天気】です
ここで、これまでの私の釣行時の天気を見てみましょう
10枚の写真のうち、晴れが5枚、曇りが5枚、雨の日の釣行写真は1枚もありません
ちなみに、全写真、最低1本は釣れています
私の天気を重視した釣行基準
晴れ 迷わず釣行
曇り 迷わず釣行
雨 迷わず釣行
え???と思った方もおられると思いますが、私自身、天気は季節、潮汐、気温、水温ほど重視していないのが正直です
天気以外のコンディションがいいのに釣行を断念するときは【落雷の危険性があるとき】と【自分の体調】だけです
最重要は天気じゃなかったの?
釣果に関係してくる天気の重要度はさほどだが、メンタルに天気は大きく関係する
晴れ、曇りは天気的に、釣りに適していますので問題ありません
しかし、雨が降ると、途端に人間はテンションが落ち気味になります
【雨が降ってるから釣りに行くのをやめよう】
【雨が降ってきそうだからやめよう】
と、雨は人の心を簡単に折ってくれます
行きたくなくなる理由として挙げられるのは
雨に濡れるのが嫌だから
道具の手入れが大変になるから
水かさが増えて釣りにならないから
どうせ雨の日なんて釣れないから
が多くの理由ですが、ウナギ釣りをこよなく愛する私は雨が降っているからという理由で釣行を諦めることはしません
もちろん、雨対策はしっかりとしていきます
着替え、合羽、タオル、防寒などなど・・・
上の写真に雨の日がないのはたまたまで、雨の日に釣行するとほとんどスマホを出すことがないからです
雨が降るせいで水温が一気に下がることがありますが、それは春先と秋終わりの時期だけなので、ハイシーズンの雨は逆に私としては、水面を雨が叩いて餌となる小魚や虫がいると勘違いし、魚の活性が良くなることも多くあります
上流が雨で水量が増えることが考えられるときは、釣行場所を別の河川に変更します
道具が濡れたら、釣行が終わってから手入れをすればいいんです
晴れの釣行であれば手入れをしないリールも拭かない竿も、雨に当たったことで手入れをするようになり、綺麗な状態で次に使うことが出来ます
また、合羽を着て、フードを被って、耳元でバチバチと雨が体に当たる音をダイレクトに聞きながらの中で釣れた1本は大きさにかかわらず、何物にも代えがたい嬉しい1本となります
小さい頃は、雨の日に傘もささずに外に出て、空を向いて口を開けて、べたべたに濡れることが嬉しくて楽しくて仕方なかったこともありました
しかし、大人になるにつれて、周りは綺麗な遊びを覚え、全身ずぶ濡れ、泥まみれになって遊ぶことが少なくなりました
濡れることを嫌がってやりたいことも出来なくなるような大人にはなりたくないと思っていた私の思いは大人になっても変わっていません
今でも平気でずぶ濡れになります
ただ、自宅だけは綺麗にして、汚れたときは専用の入れ物を持って釣行しています
私の釣行に対しての天気の考え方は、結論的にはそんなに重要視していないということです
天気によって気温水温が変わってくるので、どちらかというと気温水温の方を重視して釣行しています
汽水域へ釣りに行って水量が増えてきて、もう少しで釣りにならないかもと思った場合は、あらかじめ、釣り場選定を3カ所ほど目星を付けておいて、別の釣り場に移動もします
その中には【橋の下】という場所もあります
普通の人は晴れた日、曇りの日にゆっくりウナギ釣りを楽しむ・・・という考えやスタイルの方が多いと思いますが、私は【ウナギ釣りバカ】なので、ウナギを釣るためなら県外遠征も雨降りも全く気にならないんです
秋終わり、大雨の中のウナギ爆釣物語
こんな話しを聞いたことがあります
10月の終わり、例年に比べて寒くなるのが早かった時、10日間ほど、雨が降らず、とある地域の河川は水位がかなり下がっていました
10日目になって大雨が降ったとき、一人のウナギ釣り師が雨の中、釣行に出かけました
もちろん、大雨だったのでウナギ釣り師はもちろん、他の釣り師もだれも釣っていませんでした
しかし、釣行に出かけたウナギ釣り師は一人で蒲焼きで十分食べられるサイズ(私の中では60cm以上)のウナギを何本も釣り上げたとのこと
大雨で40号の錘も定着しない位の流れの中でなぜそんなに釣れたのか?
おそらく、渇水の河川に大雨が降って大水がでたことにより、川底の石などが水流で動き、川虫や小魚などが流され、これまで流れてこなかったウナギの餌が豊富に流れてきたことから、ウナギの活性が上がり、よく釣れた
と考えます
だからこのウナギ釣り師は川の中の状況が大水でかき回されるのを予測して釣行したのではないかと思います
こういう話しを聞くと、雨の日でも行ってみたいと思いませんか?
雷鳴、稲光が近いときは無条件に釣行中止
雷鳴と稲光が近いときには、どんなに条件が良くても釣行は中止しましょう
毎年、ゴルフ場と鮎釣り師が、雷に打たれて命を落としているとニュースで流れます
ウナギ釣り専用の竿という物がないため、カーボン製の竿を使っている人が多いと思いますが、雷を近づけやすいです
私の知り合いのウナギ釣り師は、雷が近づいてきたけど、もう少しいいだろうと思っていたら、竿立てに立て掛けていた2本の竿の竿先の間で、スタンガンの様な電気が走ったそうです
すぐに竿尻を横に蹴って竿を倒して一時避難した経験を聞きました
私もそれまでは多少の雷鳴や稲光でも釣行していましたが、その話を聞いて、雷だけは避けるようになりました
天気の善し悪しで釣行するスタイルを変えることはオススメしませんが、雷だけは避けて下さい
命を落としたり、ケガをすれば自分だけではすみません
趣味でアグレッシブになるということは、それ以前に、事前の十分な準備と、十分な安全が確保された状態で、アグレッシブにいきましょう!!
素晴らしいうなぎ釣りへの情熱ですね!私も基本雨の日に、カッパを着てのうなぎ釣りが多いです。これからも太うなぎを狙って頑張りましょう🙋
hidezouさん、コメント一番乗り、ありがとうございます
実は、仕事が忙しく、ブログも更新できずにいて、返信も遅くなってしまいました
本当に申し訳ありません、カッパを着てのウナギ釣り、いいですね~~
まだ11月までは釣果はありますので楽しみましょう!!!