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今回の記事ではウナギを獲る(釣る)方法をいくつかご紹介します
その中でもこのブログで特化するのは【釣り】ですが、釣り以外にもいくつかウナギを捕獲する方法があり、知識として知っておくことは無駄ではないのでご紹介します
ただし、紹介した方法でウナギを捕るには国、県、河川管理組合(漁協)などの規則が決まっている捕獲方法もあります
また、漁協が管理する河川には【監察】がありますので、必ず監察が必要な河川は【監察】を購入して、釣りの最中、体の見えるところに取り付けて釣りを楽しみましょう
法を犯せば刑事罰、罰金などが科せられる場合がありますので、十分調べてから自己責任で行ってください
竿釣り
言わずと知れた、私の得意分野です
投げ竿、延べ竿を使ってウナギとの駆け引きを楽しみながら釣ります
釣りに関しては今後の記事でもっと細かく書いていきます
つけ針(捨て針・置き針)
夕まずめ(夕方)に長い糸の先についた針に餌と錘(おもり)を付けて、ウナギのいそうな場所に投げ込みます
手元の糸は近くの木や動かない岩などにくくりつけて外れないようにしておきます
真夜中~明け方に糸を回収し、食いついたウナギを捕獲します
ウナギ釣りは夜の釣りなので、夜に釣りをするのが好きじゃない方はこの方法を用いることが多いです
筒
昔は竹を編んだものを使っていました(今も売ってます)が、現代はプラスチックや塩ビ管を加工して作られる物が多いです
筒の中にエサとなるドバミミズや鮎の切り身を入れて一度入ったら出られないようになっている筒をウナギの通り道と予想できる場所に流されないように仕掛けて1晩~2晩で回収し、入ったウナギを捕獲する
柴漬漁(しばづけりょう)
1.5m程度の常緑樹の枝をひと抱え程に束ねて、それを川底に仕掛けて数日置き、ゆっくりと引き上げ大型のタモですく、ウナギ、カニ、エビ等を獲る原始的な漁法。
穴釣り
竿釣りとは対照的で、長さ1m~1.5mの細い竹(細くてある程度強い棒であればなんでもいい)に竹の1.3~1.5倍の長さの針付きの糸をつけ、餌を付けた針を棒の先に付けてウナギのいそうな穴にゆっくりと入れて喰わせるという釣り方
釣り師が自らウナギの元へ寄っていく、「利き」が試される捕獲方法です
私は昔、写真のとおり、潜って穴釣りをしていました
イシグロ漁
川に大小様々な石を積み上げて人工的にウナギの住み家を作って、それに潜り込んだウナギを捕える原始的な漁法
延縄漁
数十メートルの親糸に1m~2m間隔で孫針を付けて川に沈め、1度に何匹も仕留める漁法
ウナギ掻き
先端が3~5本の櫛状になった鉤型の鉄製の漁具を使用してウナギを漁獲
冬場などのシーズンオフに底に潜っているウナギを引っ掛けて漁獲するための道具で、今ではこの漁法は殆ど使われず、、道具自体もオークションなどで使われなくなった刀を作り替えたウナギ掻きを見ることはあったが、漁自体を見かけなくなった。
この中で私がやったことがあるのが
竿釣り
つけ針(捨て針・置き針)
筒
穴釣り
の4種類ですが、釣果は圧倒的に竿釣りが1番です
私が竿釣りに拘る理由はただ一つ
ウナギとの駆け引きを肌で感じたいということ
静寂の中から突然のアタリからの駆け引き、寄せる駆け引き、つり上げたときの興奮
これはツケ針や筒、穴釣りなどでは決して味わえません
過去最大サイズを釣り上げたときには手足が震えました
何本もウナギを釣ってきたにも関わらず、手足が震え、強く体が脈打ち、小パニックになるほどでした
ウナギ釣りに関わらず、釣りで本命(狙った魚種)の大物が掛かったときは想像以上に興奮するものです
ウナギを漁獲する人にはその楽しみ、興奮を何倍にもふくれあがらせる【竿釣り】を是非体験し、楽しんでいただきたいのです
ただし、以前の記事でも書きましたが、ニホンウナギはレッドリストに載ってしまうほど数が少なくなっています
持ち帰りサイズとしてはせめて55cm以上としてもらえると嬉しいです
55cmでも蒲焼きサイズには少し小さいくらいです
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