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個体の違い(見た目~味)

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ウナギも人間と同じ

養殖ウナギと天然ウナギでは同じ大きさでも見た目(色や模様)は全く違いますし、天然ウナギだけを見ても、釣った場所の環境、河川の違いなどで見た目が大きく変わってきます

私の経験と記憶では、川のウナギは体色は背中は黒、腹は黄色~白で、汽水域、海域にいるウナギは背中~横腹が黒~灰色(銀に近い)、または緑かかった色、腹は白が多いように感じました
また、川でも生息域によって横腹の黄色さがはっきりとしている個体もありますが、大型になるにつれて黄色味はなくなっていくように思います
これまで、中~上流で釣った40cm強のウナギではっきりと黄色が出ていた個体に出会ったことがあります
これはあまりにも小さすぎたのでその場でリリースしましたが、あそこまで体色に黄色が入ったウナギは初めて見ました

汽水域~海に生息するウナギ(海ウナギとも言われることもあります)は特に体の横側の模様がはっきりと出ていることがあり、(綸子模様)それらのウナギはクダリウナギとも言われることもあります
特に綸子模様は秋に入るとわかりやすく出てきます
また、体色も銀色が入るようになり、「銀化」と呼ばれることもあります

味の違いも様々

味の違いももちろんあり、特に皮の固さと身質、脂の味が違うと感じています
淡水域のウナギは、汽水域や海ウナギに比べて皮が堅めでしっかりし、身の質も堅め、こってりとした上品な脂
汽水域、海ウナギは、皮は柔らかく、身はふっくら、脂もさっぱりとした上品な感じがしました

しかし、釣り場の環境が悪いと釣れたウナギの味も格段に落ちます
工場排水が流れ出ているような場所で釣れたウナギは釣ったときから捌き、焼きまでずっと機械油の臭いが取れず、最後には食べるのを断念した個体もありました

味の違いはエサにもある

私がエサによってこんなに味が違うと感じたのは岡山県児島湾の通称「青ウナギ」を食べたときです
あんなに皮も身も脂も上品で、口に入れた瞬間に溶け出すような身は初めて味わいました
未だに青ウナギ以上の味のウナギには出会っていません
児島湾の青ウナギは、児島湾に生息するアナジャコを食べて育っているため、別名「シャコウナギ」とも呼ばれています
なぜ、こんなに味が違うのかを調べたところ、エサの違いに辿り着きましたが、児島湾の青ウナギはちょっと特殊で、普段、気兼ねなく釣りに行って釣れるのは雑食天然ウナギですので、青ウナギは数年に1度の超贅沢品ですね

食べ慣れているのはウナギ屋さんの養殖ウナギ

たくさんの天然ウナギを食べてきた私でもウナギ屋さんへ食べに行くことがありますが、食べ慣れた身と皮の柔らかさを今でも実感します
養殖ウナギは養鰻業者さんが餌を与えて自然界の半分~1/3のスピードで成長させて出荷するので、いわゆるデブウナギなんです
その証拠に皮の成長は遅いので薄く、頭の成長は気にしていないのか、天然ウナギに比べて頭は極端に小さいです

これまで、40cm~90cmオーバーの天然ウナギをしこたま食べてきて、焼き方にもよりますが、一番美味しいと感じたのは65cm~75cmのウナギでした

コンスタントに美味しいと感じるウナギを釣るには・・・それはこれからの記事で綴っていきます!!!

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